心電図 勉強のコツ 

心電図 勉強のコツ
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心電図は読めますか?

と聞かれたときに自信をもって「読める!」と答えられますか?

心電図に対してニガテ意識がある方も多いと思います。

そこで今回、心電図初心者の方に対して、心電図を勉強する時のコツをお教えしましょう。

勤務場所に分けて必要な知識を身につける

心電図を読めるようになりたい人はたくさんいるハズです。

勤務場所も様々でしょう。

心電図を読むのに必要な知識は、勤務場所や治療の臨床場面によって違うって知っていましたか?

そう、心電図を勉強する時のコツとは自分の勤務場所に必要な知識に的を絞って勉強することです。

そこで、私が考える心電図の重要ポイントを下の様に分けてみました!
 

勤務場所が非循環器の一般病棟・手術室・透析室の人

ポイント

①サイナス
②VT
③VF
④標準12誘導電極の貼る位置と意味
 
 
サイナス・VT・VFは医療従事者ならば職種に関係なく必ず知っておかなければなりません。

この波形が分からなければ患者さんの急変に気づけないからです。

また標準12誘導の電極の貼る位置と、なぜそこに貼るのかは知っておいてほしいと思います。

心臓の電気が流れる向きが大切です。
 
 
ここで気づいた人もいるかと思いますが、非循環器系の勤務場所では

心電図の基本と致死性不整脈がわかっていれば問題ないと思います。

上記の4つの項目を理解できているなら、自信をもって「心電図、読める!」と胸を張って下さい。
 

勤務場所が循環器の一般病棟(特に虚血性心疾患)・ICU・カテ室の人

ポイント

①サイナス
②VT
③VF
④ST変化・異常Q波
⑤12誘導を見たときの違和感
 
 
循環器に携わる場所に勤務している人はもうワンステップ深い知識を身につける必要があります。

特に虚血性心疾患の患者さんに就く場合はST変化や異常Q波などを読めなければなりません。

またICUに入院する患者さんは全身状態が不安定なこともあるので、

主訴はなくても循環器に障害をきたすこともしばしばあります。

その時標準12誘導を評価しますが、

「ハッキリとは言えないけど正常ではないっぽい」

「心電図に何となく違和感がある」という感覚が大事です。

ドクターが話している中で分からないこと、知らない言葉が出てきたら

その都度調べて一つ一つ身につけていけばいいのです。
 

勤務場所が循環器の一般病棟(特に不整脈治療)の人

ポイント

①P波
②各不整脈の定義(心電図所見)を暗記する
 
 
不整脈治療の患者さんに携わる場合は更に広い知識が必要です。

しかしニガテ意識をもつ必要はありません。

まずはP波に注目する事が大切です。

P波を捉える様に目を養うのは、AVB・SSSを読めるようになるコツです。

P波を見つけるのはカンタンですよね。P波があるなら次にQRS波が来るハズです。

遅れているならAVB、そもそもP波が見つからなければSSSを予感します。
(T波やR波に隠れている可能性も考慮しなければなりませんが…。)

さらにP波を意識することで、頻脈が起こった時、それが上室性なのか心室性なのかが判断出来るようになってきます。

次にAVB・SSS・AF・AFL・WPW・VT・PVCの定義と代表的な心電図の所見を振り返ってもう一度覚えましょう。

種類は多いですが、一つ一つしっかり覚えていけば大丈夫です。
 

勤務場所が循環器の一般病棟(特に心筋症・心筋炎治療)の人

ポイント

①QRS波
②T波
 
 
心筋炎や肥大型心筋症、拡張型心筋症などの患者さんに就く機会のある人が特に注目して勉強すべき心電図はQRS波とT波です。

肥大型心筋症を例にあげます。

肥大型心筋症は心臓の筋肉が肥大してしまっている状態で、言うなれば心臓が筋肉モリモリの状態です。

そんな心臓が力いっぱい収縮するワケですから心臓の電気の流れも大きくなり、R波が高くなるのです。
 
 
機序自体は明らかとなっていませんが、肥大型心筋症ではT波も大きく陰転化します。
(巨大陰性T波といいます)

心筋炎や心筋虚血でも一過性に巨大陰性T波がみられることもあります。
 

最後に

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最後に確実に今よりも心電図を読めるようになる最強の方法を教えます。

それは、【心電図検定を受験する】です!

心電図検定公式問題集を使って勉強すれば、

今よりも確実に心電図が読めるようになります。間違いありません!

問題となる心電図を見て、選択肢から正解を考え、解説を読むとことで

今まで知らなかった言葉などたくさん知ることができ、心電図を読む「目を養う」ことができます。

「病気が見える循環器」とセットで勉強するとさらに知識が深まります。
 
 
 

医療情報科学研究所(編集)
 
 
 
日本不整脈心電学会 心電図検定委員会(著,編集)
 
 
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