カテーテルアブレーションは診療報酬の高さや、低侵襲かつ高い成功率を期待できる治療として年々件数が増えてきています。
新しくカテーテルアブレーションを始めていくといった病院も多いと思います。
そこで新たにカテーテルアブレーションを始める時の入門書としてオススメの教科書を紹介します。
目次
メジカルビュー社【これから始めるカテーテルアブレーション】
入門書としては個人的にこの教科書が一番オススメです。
写真やイラストを使った説明文が多く、とてもわかり易いと思います。
説明文もダラダラと長くなく、必要な事に焦点を絞って書かれているので内容が入ってきやすいです。
症例もEPS、上室頻拍、心房細動、心室頻拍と豊富で、はじめの一冊として持っておけば必ず役に立ちますよ!
メディカ出版【看護師・研修医・臨床工学技士のためのカテーテルアブレーションの治療とケア】
この教科書は、特に看護師さんにオススメです。
難しいマッピングシステムの話だけでなく、実際の手技の流れに沿って
医師・看護師・臨床工学技士がそれぞれどんなやり取りをするのか詳しく書いてあります。
この教科書には医師・研修医・臨床工学技士・看護師が登場します。
私達にとって「今さら聞けない」ような質問を、登場する研修医くんが質問してくれるのが嬉しいポイントですね!
自分だけでなく、他の職種のスタッフが何を考え、どう動くのかも理解できるので、非常に良い教科書だと思います。
医歯薬出版株式会社【基礎からわかる!カテーテルアブレーション】
カテーテルアブレーションに必要なシステムの原理や電極カテ、必要な周辺機器などについて詳しく書いてあるのが特徴です。
看護師さんよりは医師・臨床工学技士・放射線技師にオススメかなと思います。
こちらもフルカラーで写真やイラストが豊富です。
項目によっては、はじめに紹介した【これから始めるカテーテルアブレーション】よりもしっかりと説明文が書かれていて、内容は濃いと思います。
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