新型コロナウイルスについて知ろう!呼吸療法のスペシャリストが解説する基礎知識と症状とは?

コロナ,症状,コロナとは
スポンサーリンク

新型コロナウイルスに関する報道が連日続いていますね。

しかし自身が健康体で身近に感染者も居ない人にとっては

未だ「コロナ」という言葉に認識はあるけど、その正体をきちんと理解できていない人が

いるのではないでしょうか?

2020年3月12日現在、WHOも新型コロナウイルスをパンデミックと認定し、

さらなる予防・対策の強化を訴えました。

今回は医療職・非医療職に関わらずきちんとした認識を持ってもらいたくて、本記事を投稿します。

コロナウイルスは昔から知られていた!?

今回の流行でコロナウイルスという言葉が世に知れ渡りました。📺

しかしコロナウイルスは、実はとうの昔から発見されていたウイルスなのです。

現在では、ヒトに感染するコロナウイルスは7種類確認されています。

日常的に感染するコロナウイルス

7種類のコロナウイルスのうち、日常的に感染するものは

①HCoV-229E (Human Corona Virus-229E)
②HCoV-OC43
③HCoV-NL63
④HCoV-HKU1

があり、風邪などの症状を引き起こす原因の10〜15%(流行期は35%)に、

これらのコロナウイルスが原因とされています。

つまり私達はこれまでに何度かコロナウイルスが原因の風邪をひいては、

学校に行けなかったり、仕事を休んだりしているのです。😷
 
 

感染すると重症化するコロナウイルス

次に日常的に感染することは稀ですが、感染すると特に重症化する恐れのあるものに

⑤SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)
⑥MERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)

があります。

この2つについては感染症法において二類感染症に分類され、

感染した場合、感染症指定医療機関の病院で厳重な管理をとられます。
 
 
 
今回新たに発見された新型コロナウイルスは、SARS-CoVと遺伝子配合が似ている為、

⑦SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)=新型コロナウイルス

と呼ばれることとなりました。

この新型コロナウイルスから感染する感染症の正式名称が

COVID-19(コヴィッド・ナインティーン)と呼ばれています。
 
 
 
ややこしいですが、HIVとAIDSの様に考えると分かりやすいかと思います。

ヒト免疫不全ウイルス(HIV:Human-Immunodeficiency virus)に感染すると、

後天性免疫不全症候群(AIDS:Acquired Immune Deficiency Syndrome)に

罹患する恐れがあります。
 
 
 
この様な認識と同じで新型コロナウイルス(SRAS-CoV-2)に感染すると

COVID-19という感染症に罹患する恐れがあります。
 
 
 
※因みに、コロナウイルスの中にはヒトに殆ど感染することはないと言われている、

動物コロナウイルスも存在します。
 
 
 
※YouTube動画でも解説しています。

 
 
〈参考〉
NID 国立感染症研究所ホームページ
 

新型コロナウイルスはどうやって感染するのか

現時点では飛沫感染と接触感染の2つの経路によって感染すると考えられています。

飛沫感染

飛沫感染とは、感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば💦など)と一緒にウイルスが放出され、

他者がそのウイルスを吸い込んで感染します。
 
 

接触感染

接触感染とは、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、

自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。

未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、

体内に侵入する事で、感染者に直接接触しなくても感染する恐れがあります。

テレビなどでも言われている様に電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなどは

基本的に汚染されているものとして認識しておきましょう。✋

手指に付着した感染源は、石鹸での手洗いやアルコール消毒でそのほとんどが除去・死滅します。

空気感染はしない

今回の新型コロナウイルスは、空気感染はしないと発表されています。

しかし閉鎖空間で多くの人が集まる様な場所では、感染が拡大するリスクがあると思います。
 
 
 

新型コロナウイルスに感染するとどうなるのか

新型コロナウイルスに感染した場合、発熱や咳などといった症状が出ます。😷

しかしその症状は人によって様々で、感染しているにも関わらず無症状の人もいる様です。

その一方で重篤な肺炎を引き起こし、場合によっては死亡するケースもあり、

臨床症状は幅が広いです。
 
 
 
中国武漢では2019年12月24日から2020年1月26日までにCOVID-19と確定診断され

入院した710人のうち、52人(7.3%)が重篤な肺炎に至ったとの報告が、

世界的に評価の高い医学雑誌【The Lancet】に掲載されています。

さらに重症に至った52人のうち32人(61.5%)が死亡したとも同誌に報告しています。

しかしこの一文だけを鵜呑みにするのは良くありません。

死亡率61.5%!? と騒ぐと周囲に不安を煽ってしまいます。

この研究を振り返ってみるとそもそも入院した710人の内、

死亡に至った件数が32人なので、そう考えると全体としての死亡率は5%にも満たないのです。

〈文献〉
Clinical course and outcomes of critically ill patients with SARS−CoV−2 pneumonia in Wuhan,China: a single-centered,retrospective,observational study
 
 

新型コロナウイルスの検査法

新型コロナウイルス感染判定の検査は、世界中でPCR検査が行われています。
(2020年3月6日より日本で保険適応)

PCR検査はウイルスの遺伝子を読むため、精度は比較的高いとされていますが、

判定まで半日〜1日程度、と時間がかかります。

そこで迅速に判定結果の出る、抗体を使ったイムノクロマト法という検査の開発が進められています。

これは15分程度で判定結果が出るという優れものですが、現研究段階では精度が低いという欠点があり、

実用化を目指しさらなる研究が進められています。✎

 
 

新型コロナウイルスの予防対策は?

COVID-19に関するWHO・中国合同調査団による報告書では

「頻繁に手を洗い、くしゃみ又は咳をする際には常に口と鼻を覆う事が最も重要な予防策」

として記されています。

厚生省のHPでも一般的な感染症対策や健康管理を心がけるように促しています。

決して過剰な感染意識や、マスク買い占め・転売は必要ないのです。

〈参考〉
COVID-19に関するWHO・中国合同調査団による報告書(概要:仮訳)
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)@厚生労働省
 
 

新型コロナウイルスはいつ終息するの?

スポンサーリンク

 
わかりません。

ただ私自身この記事を書くにあたって色々と調査・情報収集してきて感じたことをそのまま書きます。
 
 
インフルエンザを例に挙げて考えてみます。

インフルエンザは毎年流行しますし、もちろん重篤化し死亡に至るケースもあります。

しかし殆どの場合、インフルエンザにかかっても体の中に抗体ができて、

ウイルスを撃退し回復していきますよね。

今回の新型コロナウイルス流行も同じで、感染してしまったとしても体の中では抗体が作られます。

症状が出ず、感染に気づかなかった人たちにも知らないうちに抗体が出来ています。

日々各地で新たな感染者数が報道され不安ですが、

それ以上に抗体を持った人たちも増えているハズです。

そうするとだんだんとこの流行も終息していくのではないかと思っています。
 
 
もう少しの辛抱です。

病気や不景気に負けずに明るい未来を取り戻しましょう!😊
 
 
 
※私は呼吸療法認定士の資格をもった臨床工学技士です。
医師ではないため診断や「患者さん」に対して病状の説明ができる資格はありません。
上記の説明だけにとらわれず体調の不良などありましたら、まずは厚生労働省の
電話相談窓口に相談してみることを推奨します。

厚生労働省,コロナ,症状
 
 
 


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください