PCPS(ECMO)と人工心肺装置の心補助率の違い
PCPS(ECMO)の心補助率は70%程度まで可能と言われ、人工心肺装置の心補助率は100%まで可能です。 どちらも同じ様にポンプと人工肺によって心肺機能の代行を行うのに、なぜこの様に差が生じるのでしょうか […]
PCPS(ECMO)の心補助率は70%程度まで可能と言われ、人工心肺装置の心補助率は100%まで可能です。 どちらも同じ様にポンプと人工肺によって心肺機能の代行を行うのに、なぜこの様に差が生じるのでしょうか […]
前回、前々回とImpellaの原理・効果、他の補助循環装置との違いについて説明してきました。 今回はImpellaとECMOの併用療法であるECPELLA(エクペラ)について簡単に紹介したいと思います。
Impellaは最近日本でも登場した新しい補助循環装置です。 今まで補助循環装置と言えばPCPS(ECMO)やIABPのイメージがあったと思いますが、Impellaはこれらの補助循環装置と何が違うのでしょう […]
Impella(インペラ)はIABPやECMO(PCPS)、VADなどに次ぐ補助循環装置で日本でも導入が開始されました。 日本においては心原性ショックや内科的治療抵抗性の急性左心不全を主体とする循環不全が遷 […]
こんにちは。最近YouTubeで解説動画の配信を始めた臨床工学技士の岡井です。 先日の動画で紹介したPCPS(VA-ECMO)の適応について、 ブログでも紹介しておこうと思います。 YouTubeでは触れて […]
血液ガスを評価する能力は集中治療室に勤務する全ての医療従事者に必要な力だと思います。 ラクテートは組織の酸素需要供給バランスを考える上で非常に重要です。 そんなラクテートについて、測定意義と測定結果から何を […]
急性冠症候群(ACS:Acute Coronary Syndrome)や開心術後の低拍出量症候群(LOS:Low Output Syndrome)などに対して導入されるIABP。 成人用のサイズでは30cc […]
IABP(大動脈内バルーンパンピング)は人工心肺離脱困難症例や虚血性心疾患など心不全に対する心補助として効果を発揮する補助循環法です。 大動脈内に細長い風船を挿入し、その風船の収縮と膨張を繰り返すことで心補 […]
PCPSの導入というのは緊急時や急変時が多いです。 当然現場は慌ただしくなります。 ドクターはカニュレーションやルート確保、心マ、看護師さんは物品の準備から記録など、MEさんはプライミングと全員大忙し。 無 […]
ECMO中に起こる代表的なトラブル、ウェットラングに続いて、血漿リーク(プラズマリークとも言います)について解説します。 これは人工肺の内部で、血液の成分から血漿液が漏れ出て(リークして)いることで起こる現 […]