第24回(2019年)呼吸療法認定士の試験日が近くなってきましたね!
呼吸療法認定試験の合格率は毎年60〜65%の合格率で維持されており、
およそ3000人もの新たな呼吸療法認定士が誕生しています。
私も呼吸療法認定士として呼吸ケアチームで仕事をしているおり、
色んな職種の方から試験についての質問を受けます。
そこで今回は呼吸療法認定試験の合格ラインについて考えてみたいと思います。
全体と職種別の合格率
呼吸療法認定士の合格率をとりあえず5年分並べてみます。
第19回(2014年)
全体 :66.0%
臨床工学技士:75.5%
看護師 :59.8%
准看護師 :28.9%
理学療法士 :69.6%
作業療法士 :70.1%
第20回(2015年)
全体 :63.6%
臨床工学技士:68.5%
看護師 :57.9%
准看護師 :23.1%
理学療法士 :68.8%
作業療法士 :60.7%
第21回(2016年)
全体 :58.9%
臨床工学技士:70.4%
看護師 :52.8%
准看護師 :16.0%
理学療法士 :63.3%
作業療法士 :50.4%
第22回(2017年)
全体 :65.7%
臨床工学技士:78.1%
看護師 :60.9%
准看護師 :32.5%
理学療法士 :67.8%
作業療法士 :62.6%
第23回(2018年)
全体 :63.9%
臨床工学技士:76.6%
看護師 :61.0%
准看護師 :30.3%
理学療法士 :65.6%
作業療法士 :55.6%
要約すると、臨床工学技士70〜80%、看護師60%、准看護師15〜30%、
理学療法士65〜70%、作業療法士50〜70%といった具合ですね。
全体では毎年60〜65%の合格率となっています。
試験の難易度と合格ライン
呼吸療法認定試験は午前70問、午後70問の合計140問です。
試験の難易度はあまりに難しすぎると受験者が減っていき、これは委員会にとっても望ましくありません。
なので毎年同じくらいの合格率になるように委員会が調節しているようです。
実際は7割程度の正答率で合格ラインに達することができると考えていいでしょう。
140問の70%と言うと98問ですね。
140問のうち約40問は間違えていもいいと考えると、今はまだ自信がない方でも
希望が持てる気がしませんか?
試験の勉強法
別の投稿にも書きましたが、呼吸療法認定試験の勉強法は
とにかく多くの問題を繰り返し解き、問題に慣れることです。
呼吸療法認定試験の問題集はたくさんあります。
アステッキであれ、青本であれ、とにかく問題を解く練習をしてみてください。
どうしても理解できない問題は同じ職場の呼吸療法認定士に聞いてみたらいいと思います。
聞きやすい人がいないなら、私にコメント、DMくれて構いません。
多くの、そして多職種の呼吸療法認定士の誕生を願っています。
最後に練習問題をリンクしておくので、チャレンジしてみてください(^o^)
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