心電図がP波で始まる理由ー心電図にまつわるトリビア

心電図がP波で始まる理由ー心電図にまつわるトリビア

心電図はなぜPQRST波で表すのでしょう?ABCDE波じゃダメだったのでしょうか?同じような疑問をもった方は以外に多いのではないでしょうか。今回いい機会があったので心電図の波の由来を調べてみました。


 
 

Primaryの頭文字説

Primaryとは「最初の」、「初期の」などの意味があります。心電図は心臓の鼓動の始まりと終わりの繰り返しなわけですからPrimaryの「P」をはじめの波の名称として呼んだのは正しいのかもしれません。地震の計測などで使われている波の呼称もPから始まるそうです。
 
 

毛細血管電流計の波の進展説

後に標準肢誘導を考案したアイントーベンさんは、以前から毛細血管電流計という機械を使っていました。毛細血管電流計にはABCD波を用いて波を表しており、標準肢誘導を考案中のアイントーベンさんはコンセプトとなるそれっぽい波を、毛細血管電流計のABCD波と比較し、計算処理を加えて、無事標準肢誘導を完成させました。ABCD波はすでに使われているので、標準肢誘導はPQRSTにしようとしたのではないでしょうか。F〜Oまでの文字は標準肢誘導完成までに重ねた計算処理や失敗なのではないかと思われます。
 
 
以上が私が調べた「心電図はなぜP波から始まるのか?」でした。結論から言うとハッキリした答えは出ませんでしたが、日常の疑問を調べてみることは面白いものです。
 
 


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