SpO2(動脈血酸素飽和度) 100%は安全?酸素解離曲線もチェックしましょう

SpO2,100%
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SpO2は便利かつ非侵襲的なモニターで皆さん使用の経験があると思います。

SpO2はパルスオキシメーターで分かる動脈血酸素飽和度のことですが、

一般的にSpO2が100%なら安心、95%なら黄信号、90%を切ってくると危険信号といった認識ではないでしょうか。

なぜSpO2 100%が安全であるか、もう一度思い出してください。

 
 

SpO2よりもPaO2に意識を置くことが大事

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SpO2が100%を示しているということはPaO2 100mmHg以上を示しています。

ここで問題なのは「SpO2は100%以上にはならない」ということです。

PaO2 100mmHgではSpO2は100%、PaO2 200mmHgでもSpO2は100%を示します。

 
 
 
例えば酸素マスク2LでSpO2 100%、血液ガスデータではPaO2 200mmHgの人が、数時間後にPaO2 100mmHgになったとします。

PaO2が数時間で半分の値まで下がったということは、明らかに状態は悪化しています。

しかしPaO2 100mmHgでもSpO2では100%を示しているので、SpO2だけを見ていては状態の変化に気づきにくいのです。

そこで酸素マスクなどで酸素療法をする場合はSpO2 98%の値が出る設定を推奨します。

なぜ98%かと言うと、SpO2 98%はPaO2 でいうと90〜100mmHgだからです。

これならば仮に状態が悪化してPaO2が下がってきてしまってもSpO2も低下するので、いちいち血ガスを測らなくても状態の変化に気づくことができます。

PaO2とSpO2の関係は酸素解離曲線に記されているので、チェックしてみましょう。

 
 
参考にした資料:
イラスト付きで、小学生でもわかる様な説明でわかりやすく
すごくオススメです!
 
 
 
 
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