【更新の手順】3学会合同呼吸療法認定士の更新手続きの方法を簡潔にまとめました。

呼吸療法認定士の更新手続き

 
3学会合同呼吸療法認定士の資格は5年ごとに更新が必要です。

認定資格取得から5年間の間に決められた条件を満たし、書類を認定委員会へ提出しなければなりません。

その手順が少し複雑なので、メモ代わりにこの記事に残しておきます。

※認定更新申請手順は、年度によって異なる場合があります。更新の際は必ず認定委員会発行の認定更新申請の手引きを確認して下さい。

目次

呼吸療法認定士の更新制度

3学会呼吸療法認定士の更新制度は呼吸療法のさらなるレベルアップと生涯学習の促進を図るため、認定委員会が定めている制度です。

医療に関わる資格であればたいていの資格が更新制度を取り入れていると思います。

早い話が、資格をとったらそこで終わりじゃないよ。日々の勉強を怠らず、常に成長してくださいね。という委員会からのメッセージですね。

呼吸療法認定士の資格を取得する際に、皆さん大変な努力をされたと思います。

せっかく頑張って取得した資格ですので、是非更新して呼吸療法認定士であり続けましょう!
 
 

更新に必要な条件

3学会呼吸療法認定士の更新に必要な条件は2つです。

① 更新ポイントを50点以上取得していること
② 更新手続きに必要な書類を委員会へ提出すること

2つと言っておきながら②は手続きをする上で当たり前の話なので、実際は1つですね。

この更新ポイントとは、3学会合同呼吸療法認定士認定更新に必要な点数取得基準に記された各学会、講習会等への出席及び論文発表などによって取得できる点数のことを指します。

地方で開催される呼吸療法セミナーなども対象となっており、点数だけなら意外にカンタンに50点集めることができます。
(点数を集めるためだけに参加しているわけではありませんが。汗)
 
 

認定更新のための講習会は必ず受講しなければいけない?

そんなことはありません。

認定更新のための講習会は、認定士の有効期間の終了が間近に迫っており、かつ更新に必要な点数(50点)の取得が困難なことが見込まれる方のための救済措置の様なものです。

既に50点を取得している方は特別に受講する必要はありません。
 
 

更新に必要な書類

・呼吸療法認定士の認定証
・学会や講習会などの受講証明書
・発表、講義などを行った場合、その証明となるもの

更新手続きを行う上で、これらのコピーをとって委員会へ提出しなければなりません。

上記の書類は必ず大切に保管しておきましょう。

紛失した場合はその旨を委員会へ伝え、余分な提出物が増えてしまいますの注意してください。
 
 
呼吸療法認定士の認定証を提出する場合、認定証を氏名が異なる場合は戸籍抄本を併せて提出します。

発表や講義の証明書を提出する場合は、
・開催年月日のわかる抄録集表紙の写し
・申請者氏名が明記されているプログラムの一部
・発表抄録の写し

の、3点セットの提出が求められています。

尚、「認定更新のための講習会」を受講した人は、受講証明書の提出は不要となっている様です。
 
 

更新の手順

手順1 呼吸療法認定士の更新ページにアクセスする

まずは呼吸療法認定士の更新ページにアクセスします。

そこに記された更新対象となっている認定士に自分が該当しているか、認定証登録番号で確認します。
 
 

手順2 マイページにログインする

更新申請書は、PCのブラウザ上で書類作成フォームに従って各必要項目を入力し、それらが自動入力された書類PDFをダウンロード・印刷したものを提出することになります。

書類作成フォームに進むために、<<マイページはコチラ>>にアクセスします。

呼吸療法認定士の更新手順

マイページにログインする為には認定士登録番号とパスワードが必要となります。

登録番号は、認定証に書いてある第◯◯号のところに書かれてある番号です。

私は当時、パスワードを忘れてしまったのですが、メールをしたところすぐに自動返信メールが返ってきました。
 
 

手順3 『認定更新申請の手引き』PDFを確認する

呼吸療法認定士の更新手順

必要事項などをよく確認します。
 
 

手順4 登録情報を確認する

呼吸療法認定士の更新手順
「登録情報修正」のページへ行き、修正項目があれば修正し、修正項目がなければそのまま確認ボタンを押し、自動返信メールが届くことも併せて確認します。
 
 

手順5 書類作成フォームを入力する

【更新】書類作成フォームのページへ行き、「認定更新のための講習会(eラーニング)」でポイントを取得した人は、受講年と受講番号を入力します。

学会やセミナー参加でポイントを取得した人は、【点数取得入力】ページへ行きます。

参加した学会などを選んで、保有したポイントを記入し、送信(ステップ2/2)を押して送信すると、自動返信メールが届きます。

そのメールに情報が自動的に入力された、
① 申請書類
② 宛名用紙(封筒貼り付け用紙)

が添付してあるので、内容を確認・A4サイズで印刷し、署名と捺印をしましょう。

①と②はマイページからもダウンロードすることができます。

呼吸療法認定士の更新手順
 
 

手順6 認定更新の登録料を振り込む

登録料は3,500円です。

振り込み方法はたくさんあるので注意事項をよく読んで行い、振り込みの控えのコピーをとっておきましょう。
 
 

手順7 その他の必要書類を準備する

その他の必要書類は次の通りです。

③ 更新の登録料金3,500円の振り込みの控えのコピー(A4)
④ 有効期限内の認定証のコピーまたは認定証明書のコピー(A4)
⑤ 計50点以上の証明書(修了証/参加証/受講証など)のコピー(A4)

※⑤は、専用ページで確認できるNo.をコピーした紙に記載する。
⑤は「認定更新のための講習会」を受講していたら提出不要。
 
 

手順8 特定記録郵便で提出

角形2号(角2)の封筒に①申請書類及び、必要書類③④⑤を入れます。

さらに封筒の表面に印刷した②宛名用紙を貼り付け、郵便局にて特定記録郵便で郵送します。
 
 

注意点

 
以上が3学会合同呼吸療法認定士の認定資格更新を行う手順でした。

繰り返しますが、更新に必要な50ポイントを満たしていれば、「更新のための講習会」の受講は必要ありません。

また提出には期限があり、これを過ぎてしまうとせっかく取得した資格もポイントも全て無くなってしまうので期限厳守でお願いします。

現在認定更新の時期じゃない人も、今後更新を行う可能性があルのなら、参加した学会や講習会の受講証明証は必ず保管しておいてください。

更新を行う上で、更新取得点数の証明をするために必要となります。
 

 
 
竹内 宗之 (編集), 則末 泰博 (編集), JSEPTIC(日本集中治療教育研究会) (編集)
 


2 件のコメント

  • タム より:

    手順7その他の必要書類を準備する、に「上記③〜⑤は「認定更新のための講習会」を受講していたら不要」と記載がありますが、認定更新のための講習会を受けたら、更新手数料の振り込みは不要という意味でしょうか?更新手数料は必要に思うのですが?混乱してしまったため、確認です。

    • 岡井さん より:

      ご指摘ありがとうございます。
      その場合ですと、⑤のみ提出不要となります。
      私の表記ミスでございます。混乱させてしまい申し訳ありません。
      記事修正致しましたのでご確認よろしくお願いします。

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