【図説】SvO2の正常値と覚え方
SvO2(静脈血酸素飽和度)の正常値は75%です。 SvO2は組織の酸素需要量と酸素供給量のバランスを表し、循環動態の変化や感染兆候など様々な指標に用いる集中治療室では大切なモニタリング項目の1つとなります […]
SvO2(静脈血酸素飽和度)の正常値は75%です。 SvO2は組織の酸素需要量と酸素供給量のバランスを表し、循環動態の変化や感染兆候など様々な指標に用いる集中治療室では大切なモニタリング項目の1つとなります […]
Impella(インペラ)はIABPやECMO(PCPS)、VADなどに次ぐ補助循環装置で日本でも導入が開始されました。 日本においては心原性ショックや内科的治療抵抗性の急性左心不全を主体とする循環不全が遷 […]
前回の投稿で述べましたが、高度の溶血は急性腎障害を招きます。 今回はそのメカニズムを解説したいと思います。 原因と理由を論理的に理解できると、知識は忘れにくいものですので、頑張りましょう。
溶血は血液透析や人工心肺などの体外循環を行った場合や、非等張液との接触で起こる赤血球の破壊です。 溶血が起こると急性腎不全や発熱、呼吸困難といった症状が起き、患者さんの全身状態が悪くなるので、 早急に対処し […]
体外循環を開始すると、血行動態が低下します。 これは体外循環時のイニシャルドロップ(初期血圧降下)と呼ばれるものです。 なぜこのような事象が生じるのかそのメカニズムと対応策・予防法について解説します。
前回の記事で酸素解離曲線はヘモグロビンに結合している酸素が解離し組織に酸素を受け渡すことと説明しました。 この結合する力をヘモグロビン−酸素親和力といいます。 ヘモグロビン−酸素親和力が弱くなれば酸素解離曲 […]