小分子量物質,中分子量物質,大分子量物質 血液浄化で除去したい物質と除去法まとめ

小分子量物質,中分子量物質,大分子量物質
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血液浄化療法には様々な方法があります。

どの方法を選択するかは主に除去したい物質の大きさによって決定されます。

目的となる小〜大分子量物質を順に、除去可能な血液浄化法と併せてまとめました。

 
 

※図ではイメージし易い様に血球成分の大きさを表記しているが、単位が異なる為比較する事は出来ない。
 

小分子量物質(500Da未満)

・アンモニア :17
・水分    :18
・電解質   :10〜数十
・乳酸    :90
・尿毒症物質 :数十〜数百
・クレアチニン:113
・糖分    :数百
 
◯除去効率はHDが優れる
 

 
 

中分子量物質(500〜5000Da)

・ビリルビン:584
・ビタミン :数千
 
◯除去効率はHFが優れる
 
 
 

大分子量物質(低分子蛋白) (5000〜50000Da)

・β2ミクログロブリン :11800
・エンドトキシン   :1万〜2万
・炎症性サイトカイン :2万〜3万
・α1ミクログロブリン :33000
・肝性昏睡物質    :500〜5万
 
◯除去効率はHFが優れる
 
 
 

蛋白(50000Da以上)

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・アルブミン  :66000
・IgG     :16万
・IgD     :18万
・IgE     :20万
・IgA     :32万
・コレステロール:51万
・IgM     :90万
 
◯PA(単純血漿吸着)、DFPP(二重膜濾過血漿交換)、PEにおいて除去可能
 
 


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1 個のコメント

  • […] 小〜大分子量物質まで幅広く浄化し、かつ除水も行いたいのであればCHDFを選択し、例えば、透析液流量500mL/hr、濾過流量900mL/hr、補液流量300mL/hr の設定にします。この設定であれば100ml/hr […]

  • CHDF・CHD・CHFの違いと選択理由 - 臨床工学技士 岡井さんの集中治療ブログ にコメントする コメントをキャンセル

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