【心電図の見方】ストレインパターンとは
心電図用語である「ストレインパターン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 ストレインパターンは心室肥大に伴う負荷の所見を表す言葉ですが、これについて詳しく書いてある教科書はなぜかあまりありません。 今 […]
心電図用語である「ストレインパターン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 ストレインパターンは心室肥大に伴う負荷の所見を表す言葉ですが、これについて詳しく書いてある教科書はなぜかあまりありません。 今 […]
活動電位・分極・再分極・静止膜電位などの生理学を覚えているでしょうか。 これらは臨床ではあまり使わない知識かもしれませんが、 心筋細胞が収縮と拡張を繰り返す動きをする基礎となるとても重要な内容です。 今回、 […]
心電図を読むための知識として異常Q波という言葉を聞いたことがあると思います。 異常Q波とは一般的に幅広で深さのあるQ波のことを言いますが、 12誘導を見て深いQが全て異常Q波かと言うとそうではありません。 […]
12誘導心電図を見た時、誘導によってSTの上昇と低下を同時に認めている波形に出会ったことはありますか? これ実は鏡像変化(ミラーイメージ)と言って異常ではありません。 今回の投稿では鏡像変化が起こる仕組みについて説明した […]
心電図は読めますか? と聞かれたときに自信をもって「読める!」と答えられますか? 心電図に対してニガテ意識がある方も多いと思います。 そこで今回、心電図初心者の方に対して、心電図を勉強する時のコツをお教えし […]
心電図をみれるようになる為に知っておくべき言葉で「電気軸」があります。 言葉は聞いたことがあるけど、それが何なのか分からない、気にしていない、という人は意外にも多いと思います。 ここでは心電図の電気軸の基本や、軸から何が […]
前回の投稿で述べましたが、高度の溶血は急性腎障害を招きます。 今回はそのメカニズムを解説したいと思います。 原因と理由を論理的に理解できると、知識は忘れにくいものですので、頑張りましょう。
溶血は血液透析や人工心肺などの体外循環を行った場合や、非等張液との接触で起こる赤血球の破壊です。 溶血が起こると急性腎不全や発熱、呼吸困難といった症状が起き、患者さんの全身状態が悪くなるので、 早急に対処し […]
血液ガスを評価する能力は集中治療室に勤務する全ての医療従事者に必要な力だと思います。 ラクテートは組織の酸素需要供給バランスを考える上で非常に重要です。 そんなラクテートについて、測定意義と測定結果から何を […]
血漿交換を行う際、全血から濾過する血漿流量と置換液流量は同じであり、その流量は血液流量に対して30%が基準となっています。 なぜ30%なのか?もっと血漿流量を上げれば、施行時間を短縮出来るのに。 と思って調 […]