1992年に新生児遷延性肺高血圧症にNO(一酸化窒素)が投与され、以降新生児医療においてNO吸入療法が迅速に拡大し、注目されています。なぜ新生児肺高血圧治療においてNO吸入療法が有用なのか、根拠をわかりやすく解説したいと […]
auto PEEP(内因性PEEP)とは、気管支狭窄などが原因で患者さんの呼気時間が長く、呼気を吐ききる前に次の吸気が送り込まれてしまい、呼気終末期に肺胞に陽圧が残っている現象をいいます。auto PEEPが発生すること […]
皆さん試験勉強は進んでいますか?3学会合同呼吸療法認定試験は出題範囲がかなり広く、過去問題も回収されてしまうので、試験勉強がものすごく大変です。そんな呼吸療法認定士を目指して勉強している皆さんに岡井が伝えたい勉強法を紹介 […]
3学会呼吸療法認定士は学会が定める認定資格です。この資格は申込みから資格取得までに多くの手続きが必要で、料金もそこそこかかります。今回、呼吸療法認定士取得までの手順をわかりやすく説明していこうと思います。
集中治療室で働いているスタッフにとって患者さんの呼吸管理に就く機会が多くあります。呼吸管理について自らの理解を深める為や、リキルアップを目的として、3学会合同呼吸療法認定士を目指す方は多いと思います。そんな呼吸療法認定士 […]
無事IABPが導入され、循環補助が確立されても注意する事は多くあります。ここではICU・CCUでのIABPの管理のポイントについて語ります。
IABPの導入は、患者さんが心不全に陥り循環動態が崩れかけている場合に行うことがほとんどですので、速やかな導入が求められます。そのためには医師、看護師、臨床工学技士の連携が必要であり、それぞれが共通の認識を持って臨むこと […]
IABP(大動脈内バルーンパンピング)は人工心肺離脱困難症例や虚血性心疾患など心不全に対する心補助として効果を発揮する補助循環法です。大動脈内に細長い風船を挿入し、その風船の収縮と膨張を繰り返すことで心補助を行います。I […]
心電図はなぜPQRST波で表すのでしょう?ABCDE波じゃダメだったのでしょうか?同じような疑問をもった方は以外に多いのではないでしょうか。今回いい機会があったので心電図の波の由来を調べてみました。
多くの医療機器はコンセントから電気を供給し稼働しています。医療現場において、電気の供給がストップする「停電」は非常に怖いことです。停電が起こる理屈をわかりやすく説明しますので是非理解してみてください。